愛のため以下略

私の愛を軽く見るな

卒業について

かななんが卒業した。というか、最推しあやちょが卒業し、りなぷーが卒業し、かななんが卒業した。そしてむろたんとふなっきの卒業も控えている。


いまだに意味が分からなくて混乱しているし正直まだ受け入れられていない。気持ちの整理がついていない。でも、旅立つ子も残る子もファンに最大限気を遣っているのがわかって、動揺が走る中でも最高のパフォーマンスをしてくれていて、大変だし思うところもたくさんあるはずなのにライブでは超笑顔で、こんな時に、いやこんな時だからこそ、自分が推してきた彼女たちがやっぱり素晴らしい人間であることを再確認して、嬉しくて苦しい。


12/10のかななん卒コンは現地だった。どういうわけかチケ運が最高で、初の整番100番台。女専エリアの二列目に入れた。
豊洲PITは周りに何もなくて、早めに着いちゃってクソ寒い中1時間ぐらい立ちっぱなしで待ってて、さらに会場からライブ終了まで3時間ぐらいトイレも行けず立ちっぱなしで、体のコンディション的には最悪だったはずなのに、メンバーが目の前にいてキラキラしてて、ああかみこ目が大きい、りかこ本当に綺麗に動く、かむちゃんの関節のなめらかさすごい、ももなから目が離せない…などと思っている間にすぐ時間が経った。
Twitterの感想で「キャパ以外は完璧」というのを見かけたけど、まさにその通りだった。今思うとあの時すでにむろたんの卒業は(どこまで具体的に決まっていたかは不明だけど)おそらく決定していたんだろう。それでも未来に陰りなんて微塵も感じさせない笑顔とパフォーマンス。私の愛する人たちは、とんでもなく優しくて、強い。


おたくは勝手な生き物だと思う。有名になって欲しいのに近くにいて欲しい。自信を持っていて欲しいのに謙虚でいて欲しい。表現力を高めて欲しいのに、そのための経験はせずに純粋でいて欲しい。籠の中の鳥でいて欲しい。永遠に可愛くいて欲しい。一人で生きていけない、ファンがいないと生きていけない存在でいて欲しい。その先の未来を保証することなんて、できるはずもないのに。

だから彼女たちが踏み出す決意をしたことに、少し安心もしている。彼女たちが外に出たいと思った時にそうできる場所であること。出たいと言える場所であること。それは、彼女たちがいる場所が安全であるということだ。と、信じたい。


あやちょもりなぷーもかななんも、ふなっきもむろたんも、最高に可愛いだけのアイドルじゃない、愛と強さに溢れた人だ。
アイドルじゃなくなっても続く彼女たちの素晴らしい人生が、愛に溢れたものでありますように。